マーケティングの概念について

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マーケティング”

このことばの意味を調べてみると以下のように定義されています。

 

・商品が売れる仕組みをつくること

顧客(消費者)に価値を伝えること

・顧客(消費者)から望む行動を引きだすこと

 

など定義はいろいろで総じて言えば、

 

“顧客(消費者)の最適を担保する知恵を体系立てたものとなります。

 

これをさらに深堀していくと、マーケティングとは以下のように言えます。

 

・商品やサービスが消費者に受け入れられるように、市場調査、商品開発、広告、販売促進、配布などを計画し、実行する総合的なプロセス

・顧客のニーズや欲求を理解し、それに応える商品やサービスを提供することにより、企業の利益を最大化させる

・顧客と企業の間のコミュニケーションを強化し、顧客満足を高め、長期的な顧客関係を築く

 

かたい説明になってしまいましたが、要は商品やサービスを売る際には企業目線だけではなく、しっかりと顧客(消費者)目線に立ち、自社のおかれている環境を理解し顧客との良い関係を継続していきましょう!ということですね。

 

 

さらに、昨今ではこれらの企業⇔顧客との関係性だけでなく、違った視点でのマーケティングも重視されています。以下がその例となります。


●社会全体の視点: この視点は、マーケティングを社会全体の利益に貢献する手段として捉え、経済的だけでなく、社会的、環境的な価値の創造にも注目します。最近話題のサステナビリティや企業の社会的責任が強調されます。

 

●企業の存在意義の視点:いわゆる“パーパス”です。最近企業活動方針である“経営理念”をパーパスに置き換えている企業も増えてきております。経営理念はどちらかと言えばその「企業内部」における考えです。対してパーパスは「社会」に対しての意思表明となります。

その背景には社会の価値観/消費者志向/投資家の評価基準が時代とともに変化してきたことがあります。(それに関しての話題はおいおい触れていきたいと思います)

 

●企業内部の視点:外部へ向けたマーケティング活動の前に、そもそも社内において向かうべき目標への共通認識とそれを達成へと導くモチベーションが必要です。

いわゆる“インナーブランディング”という概念ですね。

自社の商品を心から愛し、自信をもって顧客に商品をおススメできるマインドがある/なしでは外部へのマーケティング活動に大きな差が生まれることは容易に想像ができます。

(この重要性もおいおい触れていきます)


 

ということで、普段何気なく使っている「マーケティング」を少し深堀してみました。

マーケティングは何が正解/不正解では片づけられませんが、一つ言えることは企業と顧客双方がHAPPYになることが大切なことです。

昔から言われている“三方よし”(売手/買手/世間)~いい言葉ですね!

 

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