社長の休日「2024 F1日本グランプリ観戦記」

社長の休日

先日F1日本グランプリを観戦してまいりました。

鈴鹿サーキットでのF11987年の初開催から昨年2023年まで毎年秋開催がお決まりになっていましたが、今年は初めて春開催となりました。

その理由は、「世界転戦にともなう物流における温室効果ガス排出量の削減を踏まえた高効率な開催スケジュール」とのことです。つまり、例外を除き輸送距離が短く済む様に前後の開催国の場所を考慮に入れての開催日程となるわけです。F1にもサステナブルな時代を感じます。(2024年のF1は2/2912/8まで全24戦世界中を飛び回ります)

ちなみに例外とはこの様な輸送効率重視のスケジュールに組み込むと開催国での地政学的な事情、気候などにより収益的な支障が出る場合となります。F1はスポーツでありながら膨大なお金が動くビジネスでもあるのでそこは納得です。

F1でも環境配慮する時代 

F1のエンジンに関しても環境に配慮されており、現代は“ハイブリッド”型になっています。2014年以降はこのハイブリッドエンジン通称“パワーユニット”になってからはあの甲高い独特のエンジン音(爆音)は聞かれなくなってしまいました。よく動画やTV番組で一瞬を表現する為の効果音でF1が通過する音が使われていますが、これは2013年より前のF1サウンドとなります(笑)。

F1はモータースポーツの最高峰に君臨する圧倒的な迫力がありますが、音に関しては寂しさを感じてしまいます。。

開催時期に話を戻しますと、今年の日本グランプリは4/54/7でした。昨年開催は9月末でしたので、わずか半年のインターバルとなりかなりの違和感の中でのF1観戦となりました。しかし、例年より桜の開花が遅くなったお陰でサーキットのあちらこちらに桜が咲いており、これぞJapaneseブランプリという雰囲気で、外国人観戦客の皆さんにもとても喜んでいただけたのではないでしょうか。

私のF1初観戦は1993年高校生の頃で、結果的にアイルトン・セナの鈴鹿ラストラン(しかも日本ブランプリ優勝)の年でした。それから何度も鈴鹿サーキットにF1を見に行っていますが、いまだに1993年の記憶は断片的な部分で鮮明に覚えています。

気になる現役日本人ドライバーは角田裕毅(つのだゆうき)選手です。彼の活躍は検索すればたくさん出てきますのでここでのお話はしませんが、日本人で初の表彰台2位以上が狙える逸材だと思います。(過去の日本人表彰台は1987年以来3位が最高で3名が各1回ずつとなります)今のパフォーマンスが評価され来季以降トップチームに移籍できれば優勝も射程圏内かもしれません。今後が楽しみです!

 イベントの成功・満足は裏方さんのおかげ

さて、F1と言えば来場者の数です。現代F1の基本となるレースフォーマットは金曜日:フリー走行、土曜日:フリー走行+予選(決勝のスタート並び順を決定)、日曜日:決勝という3日間で構成されています。日曜日は10万人以上の観客が詰めかけるため運営側の来場者誘導はとても重要なことです。私も仕事でたまにイベント運営を行いますが、ストレスのない来場者誘導はイベント成功への大前提となります。会場における事前の導線設定やスタッフ配置、トラブルになった際のリカバリーなど事前の段取りが生命線となりますし、毎年異なったイベントスタッフを統率するイベント運営ディレクターのプロの動きは是非来場者にも見ていただきたいところです。また、サーキット外でも近隣の駅を降りてからの専用レーンでのシャトルバス運行、近隣住民・民間店舗における駐車場貸しなど鈴鹿サーキットを取り巻く運営スキームはとても完成度が高くただただ感心するばかりです。

東京オリンピック開催時は東京に住んでおりましたがあいにくコロナの影響で無観客であったため東京都全体を挙げて行う来場者誘導大作戦を見られず仕舞いでとても残念でした。。

F1日本グランプリは私の中の恒例行事として次回も観戦に赴くと思います。

その裏で“またSUZUKAでF1見たい!”と思える観戦環境を提供してくれたレベルの高い運営に感謝する限りです。観戦料は通常のスポーツイベントに比べて割高ですが、そこの部分は納得しております。F1に限らず生で観戦するスポーツはやはり最高ですね!

 

ということで今後もビジネス以外の話題もご紹介できればと思います。

ありがとうございました!

 

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